2025/06/16
〜姿勢筋の強化と肩こり・腰痛との意外な関係〜
こんにちは!
「筋トレを始めたら、猫背が気にならなくなった」「デスクワークが楽になった」——そんな声、聞いたことありませんか?
実はこれ、ただの見た目の変化ではなく、身体の中で起こる“筋肉の再調整”が関係しています。
今回は、「筋トレをすると姿勢が良くなるのはなぜか?」という疑問に、お答えしていきます!
◆ 姿勢を支える「姿勢筋」とは?
姿勢を保つために働いている筋肉のことを**「姿勢筋」**(抗重力筋)と呼びます。
主に以下の部位が関与しています。
• 脊柱起立筋(背骨をまっすぐ支える)
• 腹横筋・腹斜筋(体幹の安定)
• 中臀筋・大臀筋(骨盤を支える)
• 僧帽筋(肩甲骨の位置調整)
これらは、普段あまり意識されませんが、座っている時も立っている時も常に働き続けています。
◆ なぜ筋トレで姿勢が良くなるの?
筋トレによって、これらの姿勢筋が正しく使えるようになることで、以下のような変化が生まれます。
• ✦ 骨盤が安定し、背骨のカーブが整う(自然なS字カーブ)
• ✦ 肩甲骨が正しい位置に戻る
• ✦ 身体の左右差や前後バランスが改善される
とくに、体幹・背中・お尻の筋肉を鍛えるメニューは、姿勢改善に直結します。
ピラティスや体幹トレーニングが注目されるのもその理由です。
◆ 肩こり・腰痛との深い関係
猫背や反り腰など、悪い姿勢は筋肉の一部に負担を集中させてしまう原因となります。
• 猫背 → 首〜肩に負担 → 肩こり
• 反り腰 → 腰の筋肉が常に緊張 → 慢性的な腰痛
筋トレで姿勢筋が整えば、これらの筋肉の過剰な負担を分散できるため、結果的に痛みの予防・軽減につながるのです。
◆ まとめ:姿勢を変えるなら、筋トレを味方に!
「姿勢が悪いのは性格のせい」「年齢だから仕方ない」——そう思っている人こそ、筋トレを取り入れてみてください。
良い姿勢は、見た目が美しくなるだけでなく、
✔ 肩こり・腰痛の改善
✔ 呼吸がしやすくなる
✔ 疲れにくくなる
✔ メンタルも前向きに
と、心身へのメリットがたくさんあります。
日々の習慣に、まずはご自身が始められるペースから「姿勢筋を意識した筋トレ」を取り入れて、快適な毎日を手に入れましょう!