2025/10/23
〜ホルモンから見る「心と身体」のつながり〜
こんにちは。前回の投稿では、
「運動がメンタルに良い理由」として
セロトニンの分泌やストレス軽減の関係についてお伝えしました。
今回はその続きとして、
“なぜ運動が心を安定させるのか”をもう一歩深く掘り下げてご紹介します。
■ コルチゾール:ストレスを和らげる
ストレスを感じると分泌されるのが、
「コルチゾール」と呼ばれるストレスホルモン。
このホルモンは、本来は身体を守るために必要なものですが、
慢性的に増えすぎると、心身のバランスを崩す原因になります。
💡ここで運動の出番です。
軽い筋トレや有酸素運動を行うと、
一時的に上がったコルチゾールが、運動後に自然と下がり、
ストレスが解放されやすくなります。
つまり、運動は「ストレスをやさしくリセット」してくれる習慣。
心が張り詰めているときこそ、少し身体を動かすことで、
思考も感情も整理しやすくなるのです。
■ セロトニン:心を安定させる「幸せホルモン」
前回のブログでも登場したセロトニン。
これは、気分を穏やかに保つために欠かせないホルモンです。
セロトニンは朝日を浴びたり、一定のリズムで身体を動かすことで活性化されます。
ウォーキングやサイクリング、ストレッチのような「リズム運動」が特に効果的です。
🌿ポイントは“ゆるやかな継続”。
1日10分でもOK。
セロトニンが安定すると、イライラや不安が減り、
前向きな気持ちで1日を過ごせるようになります。
■ エンドルフィン:前向きな心をつくる
もうひとつ注目したいのが、「エンドルフィン」。
あまり聞き慣れないかもしれませんが、
このホルモンは“幸福感”や“高揚感”をもたらしてくれます。
マラソンをしているときに感じる「ランナーズハイ」も、
エンドルフィンの分泌によるもの。
💫このホルモンは、心地よい疲労感とともに、
「やりきった」「すっきりした」と感じさせてくれる効果があります。
定期的に身体を動かすことで、ストレスへの耐性も自然と高まっていきます。
■ 続けることで、ホルモンバランスが整う
大切なのは「無理をしないこと」。
ハードな運動よりも、気持ちよく続けられる習慣が、
ホルモンバランスを安定させ、メンタルの安定へつながります。
朝のストレッチや夜の軽い筋トレなど、
“ちょっと動く”を積み重ねていくことが、
心を整えるいちばんの近道です。
■ 心も身体も、やわらかく整える時間を
Blue wayでは、
「頑張りすぎない運動」を大切にしています。
気負わず、自分のペースで。
そんな時間を通して、心と身体を少しずつ整えていく。
運動が「心のケア」にもなるという体験を、
ぜひ一度感じてみてください。
体験・見学は随時受付中です。
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